膝の痛み
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高齢になっても介護なしで、いきいきと輝いていたい。
誰にでも訪れる加齢による体力低下、それを予防し、進行させないために、介護予防リハビリテーション
の根拠に基づいて考えられた体力アップ体操が「長寿きくちゃん体操」です。
テレビで紹介された話題の体操
相談・指導はお電話ではもちろん、スタッフが出向きご支援致します!
熊本県
C 足底装具をつける
○足底装具
・アウターウェッジ
O脚の人は外側の足底がやや高くなった装具を履くと
内側に偏った重心軸が矯正され、悪化を防ぐ事が出来る。
D 膝の体操で筋力を強くする : 軽症の変形性膝関節症の痛み予防と治療の
為には、膝の体操を行なうことが大切!
@ 太り過ぎない : 肥満は膝に大きな負担を与えます。
次の式から自分の標準体重を割り出してみましょう。
身長(m)×身長(m)×22= 標準体重(s)
A 長時間歩かない: 歩くことは大切ですが、膝が痛くなったら必ず休憩し、安静に
することが大切です。また、長時間の正座も避けてください。
B 杖を使って歩く
○杖の選び方
歩く時に杖を使うと
膝にかかる負担が
軽くなる。
● 膝の痛みを防ぐには
● なぜ痛みは起こるの?
膝に痛みをもたらす原因には、大きく分けて以下のようなものが挙げられます。
@外傷・・・・・・・・事故等で膝の「半月板」という軟骨や靭帯が損傷すると痛みが起こる。
A炎症・・・・・・・・「慢性関節リウマチ」や「化膿性関節炎(黄色ブドウ球菌などの細菌感染で
関節内が化膿する病気)」による膝関節の炎症で痛みが生じる。
B老化・・・・・・・・膝の軟骨や骨が老化し、体重を支えきれなくなり関節が変形して炎症が
起こり痛みを生じる「変形性膝関節症」です。
● 膝の痛みの原因
『体重50sの平地歩行の場合』
50s×3倍=150s
平地を歩く時、片側の膝関節に
150sの負担がかかっている。
平地歩行 : 体重の約3倍
階段の上り : 体重の約5倍
階段の下り : 体重の約7倍
● 日常生活での膝への負担
膝は、私たちの体重を支える大切な関節です。
「階段を下りる、スポーツをする、正座する」など
私たちが日常ごく当たり前に行なう動作により
膝には常にいろんな角度から力が加わります。
膝はとても故障しやすい部位といえるのです。